「着たい!」と思い始めたのは、いつの頃からか記憶にないのですが、
着るんだったら「こういう着物」と私の中では、始めから決まっていました。
街の中でも浮かないで主張しすぎず、しかもオシャレ・・・
ちょっと改まっているのだけれど「着物を着ています」という看板みたいなものがなく、
上質な素材のちょっとカジュアルなスーツを着ているみたいな・・・・
それがギャラリー啓の一番奥の棚に並んでいる着物や帯達です。

「これ!」と思う古い着物(主に7,80年前の男物の着物が一番ぴったり)を、
丁寧に解いて洗い張りをし、新しく染めた八掛と胴裏を付けて仕立ててもらっています。
上質な糸は洗うほどに強くなり生きてくるという事を、教えられたり、実感します。


夏物帯















No300  越後縮 たて:よこ:手績み苧麻




No301   宮古上布 たて:よこ:手績み苧麻





No307 藤布 現代














No303 藤布 明治ぐらい























































宮古上布の着物と麻名古屋帯


久米島紬の着物に
八丈の着物を仕立て直した名古屋帯